今、ハンドボール界は岐路に立たされている


とても長くなりますが、しばしお付き合いください。

B.LEAGUEという圧倒的存在

いよいよ明日9月21日に、日本のバスケットボールの歴史的1歩目となるB.LEAGUEの開幕です。
日々、目に入ってくるのは、かっこいいプロモーション映像であったり、

試合がいよいよ近づいてきたことが分かる写真などだと思います。

しかしながら、今一度B.LEAGUEの開幕前に注目して欲しい点があります。
それは、B.LEAGUEの掲げているミッションです。

B.LEAGUEの掲げているミッション

以下、B.LEAGUEの使命 より引用です。

B.LEAGUEは、バスケットボール界をより発展させ、より良い未来を築くために以下の3つの使命を果たすことをお約束致します。

世界に通用する選手やチームの輩出
日々、切磋琢磨する土俵を作り世界に通用する選手やチームを輩出することです。それがB.LEAGUEの使命であり、日本のバスケットボール競技力の底上げ・競技人口の裾野の拡大を図ります。

エンターテイメント性の追求
B.LEAGUEでは徹底的にエンターテイメント性を追求して参ります。
勝っても負けても試合を見に行って楽しかった。「今日のあのプレーは良かったね」「今日のあの演出は良かったね」と言っていただけるようなエンターテイメント性を重視した演出に取り組んで参ります。

夢のアリーナの実現
体育館ではありません。「アリーナ」です。
夢のアリーナを作り、地域に根差したスポーツクラブになっていく、非日常の空間を存分に楽しめる…試合を楽しむだけではなく、スポーツを通して人生を楽しむことができるような環境を提供し、B.LEAGUEを盛り上げて参ります。

ここで大事なポイントは、「競技力の向上」のみならず「エンターテイメント性」に言及しているところです。

エンターテイメントとしてのスポーツ

B.LEAGUEがミッションにエンターテイメント性を入れているのは、「バスケの面白さだけでなく、試合を通して顧客を絶対に満足させます」という意思の表れだと考えます。
つまり、チームの強さ、試合の面白さだけに依存しない、興行として継続性のある、安定的な成功を目指しているのです。

B.LEAGUEがそうした安定的な興行を創り出すためには、継続的に試合を観に来る顧客をどれだけ増やせるかがカギであり、その顧客を増やす上で最も大事にしなければならないのは「初めて試合を訪れた人の一連の体験を、いかに素晴らしいものにするか」です。
初めての体験が素晴らしいものであれば、再び訪れ、あまり良いものでなければ、二度と訪れることはないでしょう。

試合を通じて得られる一連の体験が、継続的に試合を観に来る顧客を増やす上で重要であることが分かる例として、最近、話題となった生まれて初めてラグビー観戦に行ったら、全然楽しくなかったのでもう二度と行かないだろうと思った話。という記事があります。

この記事から、僕が解釈したことは、

スポーツの試合を継続して見に来る顧客を作るのは、試合の面白さだけに依存していては安定性に欠ける。
なぜなら、顧客がエンターテイメントに求める期待値は、日々上がってきており、その日の試合の出来だけで期待に応えられるかどうかが決まるのは不安定であるから。
だからこそ、顧客が試合を通じて得られる一連の体験をより良いものにするべく、協会、運営、チーム、選手が一体となり、エンターテイメント性、つまり試合を通じて、顧客にどう満足してもらうかの追求が重要になってくる。

ということです。記事内に書かれている

『試合』以外の要素が殆どなんにもない(´・ω・`)

という言葉は、この試合を通じて体験した一連の出来事が、エンターテイメントとして顧客の満足を得られなかったということを表しています。

今のJHLの試合は、果たしてどうでしょう。
試合の楽しさだけに依存していないでしょうか。

JHLがより盛り上がっていき、ハンドボールがメジャーになっていくために、僕は顧客の満足を徹底的に追求していくことが大事になると考えています。
そして、その実現のために、我々は何をするべきなのでしょうか。

徹底的に成功しているライバルを分析し、真似できることを徹底的に真似していく

顧客の満足を徹底的に追求していくのに必要なのは「徹底的に成功しているライバルを分析し、真似できることを徹底的に真似していく」だと思います。

プロ野球、Jリーグを分析しましょう。
成功しているところには、成功している理由があります。

彼らはどんなポジショニングなのか、どんな人達をターゲットにしているのか、どうやって顧客を満足させているのか、どうやってそれらを実現してきたのか。
徹底的に分析し、徹底的な真似から始めることが、第一歩だと思います。
参考記事:楽天イーグルスのライバルは「居酒屋とカラオケ」 の章

当然のことながら、今現在ハンドボール界をより良くしようと尽力されている方への尊敬を忘れてはいけません。
しかしながら、今一度考えてみてください。

2020年に向け、我々は何を目指すのか。
我々に残された時間は、あまりにも短いのです。

皆さんは、どう考えますか??

Masanori Abe
中学、高校とハンドボール部で青春時代を過ごし、大学からは観戦メインのハンドボーラー。ハンドボールが好きすぎて、スポーツ×ITの会社を創業し、スポーツライブ観戦サービスを制作、運用中。リリース済みのiOSアプリは、Appleから年間のベストアプリに選出される。
湧永製薬2番、谷村選手が憧れの選手。

This article has 2 Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です