【日本大学2年 戸井凱音】「夢は実現する」北海道から日大、日本代表へ


こんにちは👋かずみつです👋

今回は日本大学2年戸井凱音(とい・かいと)選手にインタビューしてきました!

戸井選手は、ディフェンスでは3枚目、オフェンスではポストやフローターを務めるチームの中心選手です。

北海道の釧路北陽高校出身で、常に勝利や成長を追い求めてここまで這い上がってきました。謙虚で温厚な性格と強い気持ちを持ち合わせていて、人としての魅力もたっぷりの戸井選手。僕は今回のインタビューですっかりファンになってしまいました!笑 みなさんもぜひこの機会に戸井選手を覚えてください!

「”アイツ”と出会ってしまって」

かずみつ
はじめまして!本日はよろしくお願いします!

戸井選手
よろしくお願いします!

かずみつ
つい最近まで国体の北海道予選に出場されていたそうですが、結果はどうでしたか?

戸井選手
僕は釧路出身なので釧路の社会人チームで出場しました。決勝までは勝ち進んだんですけど、結局1点差で敗れてしまいました。ただ、優勝した函館のチームに自分だけ引き抜かれちゃって(笑) 本国体に行ってきます!

かずみつ
そんなことあるんですね(笑) 本国体での活躍を期待しています!

それでは早速ですが、ここから戸井選手のハンドボール人生を根掘り葉掘り聞いていこうと思います。まず、ハンドボールとの出会いはいつ頃だったんですか?


戸井選手
自分が小学4年生の時に初めて地元にクラブチームが出来て、そのチラシが小学校で配られた時が一応の出会いですね。自分の母親がハンドボーラーで、ちっちゃいころから試合会場には行っていたらしいんですけど(笑) もらったチラシを親に渡して、気付いたらチームに入ってたという感じです。母さんが結構やる人で(笑) 自分と同じく釧路の出身で、成年の部で何度も本国体に行っているような人なんです。自分よりもすごいなと思いますね。ただ、僕がそのチームでハンドボールをやったのは小5と小6だけで、実は中学の部活では小1から続けていたサッカーをやってました。あと、自分の地域はアイスホッケーが強い地域なのでそれも並行してやりながら、という感じでハンドボールは全然やっていなかったんです。競技としてちゃんと始めたのは高校からですね。

かずみつ
そんな経歴があったとは!では、釧路北陽高校に進んだのも元々はハンドボールをするためではなかったんですか?

戸井選手
元々、高専に行って建築の道に行こうと思ってたんですけど、それこそまた母親に札幌の高校の練習に連れていかれて(笑) その時に「うわ~、ハンド楽しいな~」って思っちゃったんですよね。これを高校でやるのもアリだなと思って地元でハンド部もある釧路北陽を選んだんです。

かずみつ
サッカーやアイスホッケーを続けようと思わなかったんですか?

戸井選手
サッカーはめっちゃ下手で(笑) 試合に全然使ってもらえなくて嫌いになっちゃったんです。サッカー自体は好きだったんですけど、環境のせいというか、行きたくなくなっちゃって。それだけに、ハンドボールで点を取って目立つことが出来たのがサッカーとのギャップもあって楽しく感じたんです。アイスホッケーは単純にリンクが遠いので続けられなくなっちゃいました(笑)

かずみつ
サッカーは下手だったっていうのはかなり意外ですね!

戸井選手
デカくて動けないタイプだったんで(笑) 中学の時から180㎝はあったんですけど全然動けなくて。北陽のハンドボール部の先生は元々スピードスケートをやっていた人で、オリンピック選手を何人も輩出しているような人だったんです。その人に鍛えてもらって今の自分があるという感じです。

かずみつ
昔から運動神経バツグンだったのかと思ってました。ただ、高校からハンドボールを初めて、2年生の時にはトレセン(ナショナルトレーニングシステムセンター)の練習に呼ばれてますよね。めちゃくちゃ成長スピード早くないですか?

戸井選手
トレセンはそうですね。ノビシロ枠だったとは思うんですけど、2年生の時に呼んでもらいました。高3になってからも日中韓に引っ張ってもらいましたね。監督が黒島先生(興南高校)だったんですけど、選考会でめっちゃ声とか出してたら補助枠みたいのに入れてもらえて。その後1枠空いたので僕が入ったという形で、本当に拾ってもらったという感じです。

かずみつ
そうは言っても当然、実力あっての選出のはず。ただ、それを差し引いても、あと一歩違ったら今の状況はなかったという奇跡的なエピソードが多いですね。

戸井選手
本当にそうですね。ずっとそういう感じで、周りの人たちには感謝しかないです。

かずみつ
そもそも、トレセンや代表の選考会に声が掛かるレベルに到達するのも簡単ではないと思いますが、どうしてそんなに短期間で急成長を遂げることが出来たんですか?

戸井選手
ウチの高校には珍しく同期に良いメンバーが揃ってたんですよ。それで負けないようにじゃないけど、切磋琢磨できたのが一つ。もう一つが顧問の橋本先生からずっとハッパをかけてもらえたことですね。僕はメンタルもフィジカルもダメダメだったんで、イチから鍛え直されて少しずつ上達することが出来ました。

かずみつ
橋本先生によく言われていたことって覚えてますか?

戸井選手
練習のことなんですけど「1日休んだら3日間、3日休んだら1週間、1週間休んだらただの人」とよく言われていて。継続の重要性についてはすごく言われていましたね。

かずみつ
想像なんですけど、同期や先生に恵まれた環境で「北海道の中で勝ちたい!」という意識で日々練習していたのが、トレセン参加以降は少し変わったんじゃないですか?

戸井選手
その通りです。トレセンのセンターブロックの練習に参加した時、末岡(末岡拓美、瓊浦高-福岡大)がいたんですよ。”アイツ”と出会ってしまって、僕は打ちひしがれて。彼は瓊浦で様々な経験を積んでいたし、練習にも落ち着いて参加していたのに対して、僕は基本のキの字も知らない上に浮足だっていて。僕は元々「センターブロックの練習に行く」というのが目標だったのでかなり大きな差がありました。同じポストの彼にプレーをひとつずつ教えてもらって「あんな風になりたい」って思ったのがきっかけで、全国の舞台や日本代表を意識するようになりました。

かずみつ
末岡選手と”出会ってしまった”時にどういう部分に違いを感じたんですか?

戸井選手
プレーに対する考え方かな。僕も体は高校生の中でもデカかったし、たくさん走って鍛えられていたので動ける方でもあったんですけど、考え方の部分が違っていて。それこそハンドボール偏差値に関しては北海道は低い方だと思うんですよ。どうしても物理的に離れていて北海道の中でしか練習試合も出来ないので。函館の一強だったし、色んな考え方に触れるという機会がなかったのが、それを起点に変わっていきました。

かずみつ
そこで吸収したことをチームの方にも還元してという感じでチームを強化していったんですね。

戸井選手
そうですね、北海道では地区予選の後に道大会があるんですけど、自分の高校はいつも地区予選は突破して、道大会の初戦ですぐ負けるというようなチームだったんですよ。でも、自分の代は同期に恵まれていたし、なんとかインターハイに行きたいと頑張っていて。結局、インターハイには出場出来なかったんですけどね。いま早稲田に中村君(中村祐貴)っているじゃないですか、札幌西出身の。インハイ予選では、彼のいる札幌西にボコボコにされてしまいました。自分自身、札幌西戦の前の試合で肉離れしちゃって全然いいプレーが出来なくて(笑) 春の選抜では札幌月寒に負けて、インハイで札幌西に負けて、国体予選も札幌選抜に負けて、ずーっと札幌に負けてるんです。それでも、万年初戦敗退のチームを北海道3位にまではもっていけたのでその経験はデカかったかなと思います。

かずみつ
ちょっと待ってください、肉離れしてるのに試合に出たんですか?(笑)

戸井選手
自分がいないと何も出来ないというチームになっていたので出ちゃいました。もう1人エースはいたんですけど、自分のポジションはポストの3枚目なので変わりがいなくて(笑) もうぐるぐる巻きにしてパンパンにして出ましたよ。そりゃ勝てないっす(笑) ただ、国体は完全な状態で出て負けたので悔いはありません。

かずみつ
これまたすごい幕切れですね。ちなみに日大からはその頃から声が掛かっていたんですか?

戸井選手
小澤さん(小澤基、現・日大主将)が函館有斗高校の出身で自分が高校1年生の時の3年生だったんです。僕が高校でハンドボールを始めてから初めて見た試合が函館有斗vs札幌真栄で、小澤さんはその時逆45をやっていたんですけど、すごいんですよ!もう!(笑) 小澤さんがパスフェイクをすると、相手DF全員がグッと引き付けられて、逆側のサイドが広くなっていて。もう、その衝撃が忘れられなくて!!!小澤さんが日大に行くと聞いてからは、どうしても自分も日大に行きたいとなりました。本当に憧れだったんで、小澤さんのいるところで一緒に練習したいなと思いましたね。顧問の橋本先生が日大スケート部のOBだったんですよ。だからずーっとずーっと先生にお願いして。トレセンとか日中韓の時に橋本先生が日大関係者に掛け合ってくださったんです。推薦というよりはゴリ推しだったかもしれないですね(笑)

かずみつ
熱意がすさまじいですね!それを叶えているのもまたすごい👏

戸井選手
もう本当に先生たちには感謝ですね。北海道の釧路なんで普通はそんな所から選手取らないじゃないですか。もう、どうにか!って感じで入れてもらいました。

かずみつ
日中韓の時と同様、実力があったからこそ掴めたチャンスという感じですね。

ただ、トレセンでの末岡選手や函館有斗時代の小澤選手から刺激を受けたのって、その出来事自体は一瞬じゃないですか。なんでその後もずっと高いモチベーションを保つことが出来たのかっていうことが気になります。


戸井選手
結構自分って飽きやすいというか続かない性格だったんですけど、2人に関してはあまりに衝撃が強すぎて頭から離れなくなっちゃったんです。「自分もあんな風になりたい!」って。高校生って結構そういうのあるじゃないですか、憧れみたいなものって。自分にとってはあの2人がその対象だったんで。小澤さんもそうなんですけど、あの代の函館有斗はすごい人ばっかりで、いま国士舘で活躍されてる清さん(清竜基)って方もいらっしゃるんですけど、その人もすごいカッコよくて。函館有斗が自分の中で大きな存在になって、「あれに勝ちたいな」って思ってました。同い歳でも宮本辰也っていういま国士舘にいるヤツに対しても当時から負けられない気持ちがあって。本当にハンドボールだけに打ち込んだ高校生活という感じでしたね。

かずみつ
本当にすごいなあ。サッカーやったり建築を志したりしていた人とは思えない(笑)

戸井選手
本当にそれ続けてここまで来ましたね(笑) 結局ここに来てて良かったですね。精神的にも、ハンドボールを通じて成長させてもらえましたし。

「最初は打ちのめされました」

かずみつ
少し前のデータを見たんですけど、日大に来てからも1年目からインカレのメンバーに入ってるんですね。

戸井選手
まあ、ベンチがほとんどでしたけど。「どうにか使ってください!」みたいなアピールを発し続けたことでなんとかメンバーには入れてもらえたのかなという感じです。自分よりも上手い選手は本当にたくさんいるので。自分は気持ちの面で戦ったという感じです(笑)

かずみつ
どの話を聞いても思いますけど、めちゃくちゃアピール上手ですよね。

戸井選手
上手でもないんですよ(笑) むしろ、表現するのが苦手なんです。自分は全力でやってるつもりなんですけど、周りには伝わっていなくて。試合でも熱を出してやっているつもりなんですけど、もっと気持ちを出せって周りに言われるタイプなんで、表現は苦手なんです。

かずみつ
表現は苦手だけど、アピール上手???(笑)

それは置いといて!ようやく憧れの小澤さんとプレーができるステージに立ったわけですけど、その点に関してはどう感じてますか?


戸井選手
うーん…表現しがたいですね。ただ、小澤さんと普段はあまり話さないんですよ。あの人自体があんまり後輩と接してくれないし、自分も年上の人と話すのがあんまり得意じゃないんで(笑) まあ、一緒にプレー出来ていることに関しては半端なく嬉しいですね。あんまり言いたくないですけど(笑)

かずみつ
憧れの存在がチームメイトになるというのはどんな気分なんですか?

戸井選手
いやー、正直チームに入って1年半くらいになるんですけど、あんまり実感がないというか。小澤さんという存在が偶像化というか、自分の中ではとんでもないことになってるんで、いつか追い付けるように頑張りたいという気持ちだけですね!

かずみつ
なるほど、その域に達しているんですね(笑)

続いて、大学でのプレーについても聞いていきたいんですけど、有名高出身のエリートが集う関東1部で感じた高校時代との違いってどういう部分ですか?


戸井選手
ハンドボールの理解度が全く違うっていうのは、入学してすぐから感じています。日大って、特に考えながらプレーする人が多いので、最初は打ちのめされましたね。自分は体で勝負!っていうハンドボールだったので、まったくのゼロからのスタートという感じでした。でも、日大に来てそういう人たちの中でプレー出来ているというのがこれまでの成長の一番の要因かなと思います。

かずみつ
ハンドボールの理解度に関しては、早稲田大学の清原選手にインタビューさせてもらった時に彼も全く同じことを言ってましたね。

戸井選手
本当にそうだと思いますね。体に関しては走ったりウエイトすればどうにかなる部分だと思うんです。でも、理解度って結局教えられる人がいないと分からないですし、身に付かない部分なので、その差っていうのは圧倒的なものがあると思います。

かずみつ
その理解度の差ってどうやって埋めてきたんですか?

戸井選手
自分の場合は、とにかく分からないなりにたくさん質問をしてました。すごいウザがられてたんですけど(笑) たくさん聞いて自分なりに分かろうとしてましたね。どうしても試合に出たくて「試合に出るためにどうしたらいいか」ってずっと毎日考えていたら、まだ全然なんですけど、ちょっとずつは身に付いてきてるのかなという感じですね!

かずみつ
その質問って「なんで今のプレーはこっちにパスを振ったんですか?」みたいな話ですか?

戸井選手
そうです!分からないじゃないですか、自分みたいなのからしたら。「どうしてそこでサイドに飛ばすんだろう」とかディフェンスとキーパーの連携とかも分からなかったんです。でも、大介さん(田中大介、現・トヨタ紡績九州)に聞くと「センス」って言って、小澤さんに聞いても「センス」って言ってきて(笑) 自分は特に檜垣さん(檜垣颯、現・東京トライスターズ)に質問してましたね。檜垣さんは東京の大成高校というところの出身で、大学では決して高くないステージからのスタートだったんです。それでも、最終的にはあれだけすごい選手になっているので、あの人に聞くと分かりやすい言葉で伝えてもらえてありがたかったです。ディフェンスが特にすごくて!自分と同じ3枚目だったので、同じようにやろうとしてみて→出来なくて→聞いてというのを繰り返してました。日大って結構エリートじゃない人も多いんです。自分のように無名校の出身でも引き上げてくれる環境があるのが日本大学なんで、その点で本当に選んでよかったなと思います。今だから言えますけど(笑)

かずみつ
うまくいかない時期もあったんですね。

戸井選手
1年の時は辛かったですね。ハンドボールでもダメですし、私生活も寮生活なので厳しくて。でも今となっては本当に良かったです。

かずみつ
十分な指導環境が整っていないチームにいる中高生が理解度を深めるにはどうしたらいいと思いますか?

戸井選手
難しいですね。自分の場合、イベントハンドボールに吉村さん(吉村晃氏)が連載しているコーナーがあるんですけど、戦術の話で「1-5DFはこう攻める」とか「今の戦術のトレンドはこれだ」とか書いてあってめっちゃおもしろくて。ずっと読んでたんですけど、自分で出来るところってやっぱりそれくらいで。ハンドボールを深く知っている人がいない環境では出来ることに限界があるとは思うんです。あ、あとはYouTubeもめっちゃ見まくってました。毎日ハンドボールの試合を2時間とか見てたんで(笑) 限られた環境でも自分で出来ることはやろうと思ってましたね。

かずみつ
動画ってどんなところを気にして見てるんですか?僕の場合、「すごいな~」って思いながら見ちゃって、結局何も身に付いてないということがよくあったんです(笑)

戸井選手
そうなりますよね(笑) 自分の場合はヨーロッパの試合を見ることが多いんですけど、選手の細かい動きに注目して見ています。例えば、ハンセンなんか凄まじいシュートとかに目が行きがちですけど、実はその前にパスフェイクしたりディフェンスの間を突いたり細かい動きをしてるんです。これは僕がユースの代表に参加した時に当時の監督だった吉村さんにすごく言われたことで。それ以降、気にしてみるようにしてますね。それでも、シュートとか「すげーなー!」って見ちゃいますけどね(笑)

「夢は実現する」

かずみつ
いよいよ、秋リーグも始まりますね。

戸井選手
春があんまり良くなかったので秋は頑張りたいですね。インカレのシードも取りたいですし。(関東では秋の上位4チームがインカレのシード権を獲得します)

かずみつ
春リーグは日大は7位でしたが、どんな戦いぶりだったんですか?

戸井選手
チームとしては、あまりまとまれなかったという印象です。去年、大介さんがキャプテンだったじゃないですか。そのせいか、みんな大介さんのような相手ディフェンスとの距離が近いプレーが増えていていた気がします。小澤さんを筆頭にすごい選手はたくさんいるんですけど、それぞれの良さが出なかったのかなと思っています。自分としては、オフェンスではポスト、ディフェンスでは3枚目っていう重要なポジションを任されていて、それでチームが7位だったのでやはり責任は感じますね。高校の時からずっとポストをやってきているんですけど、日大で求められているスペースを作る動きというのがあまり出来ていませんでした。意識はしていたんですけど、まだまだなので秋は改善しないとなと思ってます。

かずみつ
秋リーグに向けて、練習ではどんなことに取り組んでいるんですか?

戸井選手
走るメニューを増やしていますね。あとは試合に出るメンバーを中心に、トレーナーさんについてもらって筋トレを2時間くらいするというメニューを取り入れました。それにプラスαでチームでもやるという形で。これまでウエイトは個人に任せるという形だったので改善されたと思います。

かずみつ
春に好成績を収めた早稲田や筑波を見ても、フィジカルはかなり鍛え上げていますよね。

秋リーグやインカレを迎えるにあたって、他校の要注意選手は誰ですか?


戸井選手
筑波だとイサムさん(牧野イサム、松蔭高出身)ですね。とてもフレンドリーな方で試合会場でも話しかけてくださったりして人間性が素晴らしくて、プレーに関しては歩幅の広さやジャンプ力の高さはまさに規格外!という感じです。あと、廉之助(徳田廉之助、岩国工業高出身)がやばいですね。同い年とは思えなくて。

かずみつ
この前のユースでも大活躍してましたね!

戸井選手
もう、チームを勝たせられる選手じゃないですか。そういう選手って少ないし、筑波というチームで2年生であそこまで出来てるってすごいと思います。負けたくないですけどまずは追い付きたいですね。あと、日体の光(中村光、藤代紫水高出身)に春はめっちゃカモられて、シュート確率4分の1だったんですよ。しかも、3本ともカモられてるんで秋はリベンジしたいです。ポストシュートって確率高くあるべきじゃないですか。それなのに、全部読まれてループカットとかされたのでメンタルきましたね(笑) 早稲田では、伊舎堂さん(伊舎堂博武、興南高出身)にお世話になってます。日大に央芽さん(宮國央芽、興南高出身)がいるんでたまに寮に遊びに来てて。夜部屋に呼ばれてマッサージとかするんですよ、博武さんに(笑) プレーに関しては、やっぱり落ち着き払ってますし、もう要注意!って感じです(笑) あと、中村祐貴にはどうしても負けたくないです。彼、東西対抗戦出たじゃないですか。あれって絶対北海道枠じゃないですか(笑) 小澤さんはその時教育実習で出れなかったですし。同期に「お前負けてるじゃん」みたいに言われてグサッときて(笑) 高校の時も彼のいる札幌西に負けてますし、大学ではリベンジを!という感じです。しかも奴はイケメンなんで(笑) せめてプレーーではと(笑) 国士舘だと奎太くん(阿部奎太、学法石川高出身)が上手い!そんな感じですかね!

かずみつ
日大のオススメ選手も教えてください!

戸井選手
それは悩みますね(笑) 誰だろう、やっぱり小澤さん。自分が言うのもおこがましいんですけど、春はあまり調子が良くなかったのかなという部分があって。自分で作りながら自分で点を取らないといけないという大変な立場なんですけど、小澤さんの秋の爆発に期待ですね。あとはユースでいっしょだった駿さん(川崎駿、北陸高出身)。春は試合中に駿さんがどこに入って来るのか予想出来なくて邪魔になったりしてたんで、そこも上手くサポート出来たらと思います。あとは豊本さん(豊本涼太、浦和実業高出身)。プライベートでもお世話になっていますし、最後のリーグなんで頑張って欲しいですね。

かずみつ
自分のココを見ろ!という部分を教えてください。

戸井選手
やっぱり自分は気持ちのアツい選手でいたいんで、ディフェンスだと気持ちを入れて守ってるところを、オフェンスだと泥臭くがむしゃらにやってるところを見て欲しいです。

かずみつ
監督やコーチからはどのようなことを言われますか?

戸井選手
新井田コーチからは考えながらプレーすることを教えて頂いてますね。選択肢を持ちながらやるということです。「こういう場面ではこの選択肢があるんだ」という感じでいつもアドバイスをもらっています。あと、自分は視野が狭くなりがちなんで、一方を見ながら次のプレーの準備もすることを教えてもらってます。「センスねえな(笑) 」ってよく言われるんでそこは磨いていきたいですね(笑)

かずみつ
少し話それますけど、ポストやってる人って「センスがない」みたいなことを必要以上に言われる風潮ありませんか?(笑)

戸井選手
たしかに(笑) ポストって求められることが特殊ですよね。「ボールをもらったら何も考えずに飛び込め」みたいな部分がありますし、プレー中1人だけ向いてる方向も違いますし。でも、考えるプレーは絶対に必要なんで秋はもう少し頑張ります(笑)

かずみつ
高校の時にこの指導を受けていれば!みたいなことってありましたか?

戸井選手
難しいですね。自分の高校の時の練習って、ひたすら走る感じだったので、ボールを使っての状況理解はもちろんありましたが、もっとしていたらと思います。数的有利なのに自分が行っちゃうみたいなことってあるじゃないですか。それが確率高いプレーならいいんですけど、その判断の部分が高校生の弱いところだと思うので状況理解・判断できるようなトレーニングがあったらなって思います。でも、ハンドボールなんで体を作っておくことはやっぱり大事ですね。今回帰省して高校生とも試合をしたんですけど、そこが大きな違いでした。高校生でも鍛えてる子は結構いいプレーを出来る子が多いんで、細い人は食べてウエイトしてっていうのは必要ですね。ウエイトって自分次第じゃないですか。結局自分でどこまで出来るかだと思うんで、それを継続出来れば肉体的にも精神的にも強くなると思いますし、頑張った方が良いと思います。

かずみつ
すごい細かいですけど、ウエイトで重視して鍛えるのはどこですか?

戸井選手
自分はめっちゃ懸垂弱くて。自分の体をうまく扱うには懸垂は重要だなと実感してます。あと、背中を鍛えれば球も速くなりますし、体の後ろの筋肉って重要だと思います。

かずみつ
なるほど!ありがとうございます。

それでは最後に今後の抱負をお願いします!


戸井選手
リーグとインカレで最後に4年生が勝てるように頑張っていきたいということと、自分の代になった時にインカレ優勝出来るようにというのを見据えてやっていきたいです。あと、ユースで出たメンバーともう一回プレーしたいのでそこに選ばれるように頑張ることが目標です。将来的には北海道をもっとハンドボール強国にしたいですね。釧路にもハンドボールが好きな子ってたくさんいるんで、高校以外にハンドボールができる場所を作ってあげられたらなと思います。どうにか北海道からもっとハンドボールを盛り上げていきたいです。なのでまずは選手として頑張っていきたいです!

かずみつ
あ、あともう1つだけ!大事にしている言葉を教えてください!

戸井選手
高校の時に顧問の先生が言ってくれた「夢は実現する」っていう言葉が好きですね。日大に来るのも、小澤さんとプレーするのも、代表に入るのも全部”夢”だったので、その言葉は大切にしていきたいです。今の夢は海外でプレーすることなのでそれも実現させたいです。

かずみつ
それはぜひとも実現して欲しいです!これまで夢を叶え続けてきただけにめちゃくちゃ期待しちゃいます!

本日は本当にありがとうございました!


戸井選手
こちらこそ、ありがとうございました!

大学生でここまで憧れや夢を赤裸々に語れる人って本当に稀有な存在です。

小学生みたいな感想ですが「好きこそものの上手なれ」ってまさに戸井選手のような人のことだなぁと思いました。今後の活躍にもめちゃくちゃ期待したいです!

 

それでは、今日はこのへんで👋かずみつがお送りしました👋

 

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1995年生まれ福岡出身の大学4年生。中高とハンドボール部に所属し、高校3年時には主将として九州大会にも出場。大学ではサークルでプレーを続ける傍ら、早稲田スポーツ新聞会での取材活動も行い、大学ハンドにがっつりハマる。好きな選手は高校の1個上の先輩・豊田合成10番水町孝太朗選手。

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