2月13日(月曜日)、14時よりダグル・シグルドソン男子代表監督の就任記者会見がありました。
初めに、ダグル監督の契約までの経緯を日本ハンドボール協会副会長兼専務理事である蒲生晴明さんより、
・何人か候補がいる中で、ダグル監督をピンポイントで狙い、昨年9月以降3度ベルリンへ足を運んだ
・ダグル監督自身、日本に詳しいので、交渉はスムーズに行えた
・中長期的に「代表強化」「指導者強化」「日本の底上げ」を行ってもらいたい
といった趣旨の説明をされました。次に、ダグル監督からの説明です。開口一番、日本語で挨拶をしたダグル・シグルドソン男子代表監督は「英語で質問してくれて大丈夫ですよ」と、会場の笑いを誘いました。
その後の質疑応答では、
・世界との壁となる「フィジカル」はどう埋めるか? → 東京オリンピックまでの40ヶ月間で徐々に埋めていきたい。
・どういった方針で強化を進めていくか? → 日本ハンドボールの哲学と私の哲学を融合させ、「Quick & Modern」なハンドボールを目指していきたい。
・日本代表に求める規律はどうか? → かなり厳しいと思う。そのため、うまくなりたくない選手は必要ない。
など答えていました。また、その他に印象的だったダグル監督の言葉は、
・アジアで3位以内、ヨーロッパ以外の国の中で5位以内を安定して取れるようにしていきたい。ヨーロッパ以外の国とは、エジプト、チュニジア、アルゼンチン、ブラジルなどだ。
・強化において重要となるのは「フィジカル」「経験、特にプレッシャーがかかる中で戦うという経験」
などがあります。
日本ハンドボール協会としても、今後の強化の方針として
・2000年から取り組んできたNTSが、最近だと世界選手権の出場の成果が出てきている。そのため、この仕組みをダグル監督に大いに利用してもらい、彼の提案、魂を取り込めるように実行していくことが重要になってくる。
と述べておりました。
ダグル監督の初陣は、今年の7月に行われる世界最強チーム「THWキール」との試合です。
彼自身、積極的にSNSで発信していくとおっしゃっていたので、彼の発信と共に、試合を楽しみに待ちましょう!!
最後に、ファイティングポーズを取るダグル監督の写真で終わります!!

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中学、高校とハンドボール部で青春時代を過ごし、大学からは観戦メインのハンドボーラー。ハンドボールが好きすぎて、スポーツ×ITの会社を創業し、スポーツライブ観戦サービスを制作、運用中。リリース済みのiOSアプリは、Appleから年間のベストアプリに選出される。
湧永製薬2番、谷村選手が憧れの選手。
初めまして。
FBグループの「ハンドボールチャンス」から飛んできました。
「最速」とされているだけあって、ものすごい速さで発信してくださって有難うございました!
最近は本当に、情報の速さがますます重要になっていて、リアルタイムか、文字にする場合はリアルタイムに限りなく近く、、となっていますね。
今後は、速いだけでなく、わかりやすく正確である情報の価値がますます高まっていくわけで、発信側には大いにチャレンジングなことですね。
また、「何が重要か」というのも瞬時に見極めなければならないですし。。(瞬時に見極めるのは、その分野をよく知っていてこれまでの経験値がないとできないですしね。)
そういう中で、繰り返しになりますが、今回の会見を大変わかりやすくコンパクトにまとめてくださって、有難うございました。情報を受け取る側として、一言、お礼が申し上げたく書きました:)) これからも楽しみにしています。