高間さんにインタビューした時に、
「日本大学で、とっても上手い選手がいるんですよ!!」
とのことで、日本大学キャプテンの田中さんを教えていただき、インタビューが実現しました!!田中さんの独特の語り口、そして、日本大学のハンドボール部の魅力を是非感じ取ってください!!
インタビュー開始
本日はよろしくお願いいたします。
学生リーグの観戦の際に、日本大学の綺麗な体育館に来たことがあるのと、あとは妙に強いというイメージがあります。是非、色々と教えてもらえるとありがたいです!!
徳田君や安倍君のように世代を代表する選手がいるわけでもなく、高校時代に有名だった選手もいないです。
確か、昨年の秋リーグの終盤、僕の応援している早稲田大学が良い順位につけてたんですよね。これで、次の日本大学に勝てたら、かなり良い順位で終われるぞ!!と思っていたら、日本大学ががっつり勝ったんですよね。
やっぱり日本大学って強いんだ。とはっきり意識しました。
今年度のインカレはベスト16でしたが、1年生の時は準優勝、2年生の時は3位でした!!
ちなみに、田中さん個人も、3年時の秋リーグで特別賞受賞していましたよね??
もしかしたら、出場時間の割に、得点を沢山取れたからかもしれません。スタメンではなかったのでセンターとして1試合あたり40分程度の出場時間でしたが、9試合で50得点以上取れたのが大きかったように思います!!
田中さんのプレイスタイルについて
具体的には、どんなプレーをするんですか??
相手に接触されるかどうかの、ギリギリのラインを保ちつつ、相手の意表をつくプレーをしています。
最初は遊びでやっていたのですが、思ったよりシックリきました。3年生の夏休みから始めたスタイルなので、まだ日は浅いです。
ディフェンスは、経験に基づく予測と目の前の動きから成り立つと思ってます。なので、その予測部分がことごとくズラされてしまうと、守りづらくて仕方ないと思います。
※ちなみに、田中さん(センター,背番号14)の相手の意表をついたプレーは、このようなものがあります。これは守りづらい。。。
日本大学のハンド部について
突出した個人がいないからこそ、チーム全体でいかに相手を崩し、点を取るかを大事にしています。そうした崩し方、守り方を試合を通じて学んでいるということです。
フリー練習では、個々人が自分の課題を見つけ、その解決のために必要な練習をする時間です。コーチからアドバイスをもらうこともありますが、あくまでも主体は僕達自身にあります。
新コーナー:意外と答えづらい、初心者からの質問
第一問:なぜ、ハンドボールを続けているのですか??
この質問の意図は、「大学でハンドボールをしている人が珍しいイメージがある」「運動神経が高そうだから、人気が高いサッカーや野球をやらないの?」といったことがあります。
ただ、そこからずーっとハンドボールをし続けてるのは「駆け引きの面白さ」にハマっているからだと思います。ただ得点を取るのではなく、相手を目論見通りに崩し、点を取ることが楽しいです!!
世代が上がると、新しいハンドボールに気づけるので、いくらプレーしても、したりないです!!
第二問:初めてハンドボールを観る人には、試合のどこに注目して欲しいですか??
豪快なシュートや、激しいボディコンタクトも観ていて楽しいですが、一つ一つのプレーに選手同士の駆け引きが隠されています。
今の得点は、どういったプレーがあったから得点を取れたのか、相手のシュートをいかにして止めることが出来たのか。その駆け引きに注目して欲しいです!!分かりづらいとは思いますが笑
第三問:ハンドボールを観たい!!という方には、どの試合を観て欲しいですか??
そして、なによりも関東学生リーグの試合を是非見に来て欲しいです!!
そのため、いかにしてチームとして得点を奪い、いかにしてチームとしてゴールを守っているのか。という点に注目して欲しいです!!
最後に

僕のプレースタイルを表す言葉で、「スゴい」プレーではなく「ワクワク」するようなプレーでハンドボールを楽しめたらなと思ってます!!
以上、田中さんが大事にしている言葉でインタビューを締めくくりました。田中さんは「僕より徳田君や西山君を観てください」って言ってましたが、僕は春季リーグ、日本大学のハンドボール部、そして田中さんの活躍に注目してます!!
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中学、高校とハンドボール部で青春時代を過ごし、大学からは観戦メインのハンドボーラー。ハンドボールが好きすぎて、スポーツ×ITの会社を創業し、スポーツライブ観戦サービスを制作、運用中。リリース済みのiOSアプリは、Appleから年間のベストアプリに選出される。
湧永製薬2番、谷村選手が憧れの選手。
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